操体法
他の治療法にはない操体法の特長
- いつでもどこでも誰でもできる
- 操体法は場所を選びません。立っても、座っても、寝てもどんな姿勢でもできるし、老若男女問わずに誰でもできます。
- 特別な治療器具を必要としない
- 操体法はご本人が自分で動いて気持ちよさを味わうことが主となりますので、何も特別な道具を必要としません。柔らかくソフトに操者が素手で触れながら動きを誘導し、気持ちのよさを引き出していきます。
- 症状・疾患にとらわれない
- 操体法では症状や疾患にとらわれることはしません。局所にとらわれず、身体全体をひとつとみなします。どこからアプローチしても気持ちのよさを味わうことができれば、全身のバランスが自然と整います。その結果として症状・疾患という身体からの警告サインも消え、回復に向かっていきます。
- 本人の感覚を聞きながらやるので安全
- 操体法は他の治療法のように他力的な矯正を行うものではなく、本人の感覚にお伺いをたてながら気持ちのよさを味わっていきます。治療者任せではなく、操者とご本人との共同作業となります。痛いことを強要せず、嫌なら嫌と遠慮せずに申告してもらいますので、やる前よりも悪くなる心配がありません
- 気持ちよく立てる体(自然体)をつくれる
- 操体法の施術を体験すると、歪体から正体(自然体)へと自然と変化していきます。意識せずとも臍下丹田(せいかたんでん。いわゆる下腹部に力が入るようになり、肩が落ち、重心が落ち、背筋が伸びて「地球の上に気持ちよく立った状態」を体感できます。
- 自分で体を治せるようになる。メンテナンスできるようになる
- 操体法の施術を何度か受けて身体が慣れてくれば、家に帰ってから自分一人で操体するのがうまくなっていきます。
- 体の使い方が上手くなり、スポーツ・武道などのパフォーマンスが向上する
- スポーツ・武道の前後には操体でのメンテナンスをおすすめします。身体を壊すことがなくなり、今までできなかった動きも徐々にできるようになっていきます。
操体法についてのQ&A
- 操体法はどんな症状に有効ですか?
- 主にスポーツでの負担のケアやケガの予防に行います。また、産後骨盤が気になる方への股関節のストレッチやヘルニアなどで偏ったかたさがある方など様々な症状に期待がもてる施術法です。簡単に言うと筋肉のバランスを整えたり、動かないところを動かすために行う施術です。
- 操体法をすると具体的にどうなるのですか?
- 筋肉のバランスが整ったり、動かないところが動くようになることによって、ケガの予防や改善、パフォーマンス力のアップ、また、体のかたい人や運動不足の人だと代謝が上がったりします。
- 痛みはありますか?
- ありません。かたくて痛みのある場合は動く範囲で行います。ただ、動かないところが動くことによって治療後に少し”だるさ”が出る場合はあります。しかし、それは体には良い反応ですので”だるさ”が抜ければ楽になります。
- 誰にでもできますか?
- はい、基本的には誰にでも施術することができます。しかし、膝の変形が強い人や先天性股関節脱臼のある人には控えさせて頂いております。(股関節など・・・)また動かす時に炎症などがあって痛みを伴う場合も施術を控える場合があります。